ECサイトの制作方法で変わる!費用と料金相場を解説
ECサイト制作・構築
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大阪の企業様がECサイト制作を考えたとき、検索窓にはまず
【ECサイト制作 大阪】【オンラインショップ制作 大坂】【通販サイト制作 大阪】と入力される方が多いのではないでしょうか?
最先端のデザインや技術をイメージすると、どうしても東京を思い浮かべてしまいますが、大阪は各都道府県の中でも本社を置く企業が多く、みなさんが知る大手企業も実は大阪に拠点があることも多々あります。その分、ECサイト制作会社の数も多いので制作会社を選ぶだけでも一苦労ですよね。
本日は制作会社の種類や、私が考えるできるだけ失敗しないECサイト制作会社の選び方をお伝えしますので、参考になれば幸いです。
ECサイトの制作依頼をしようと思い、お問い合わせすると「どのような方法でECサイト制作をお考えですか?」と聞かれるでしょう。
それはお客様がどのような規模感で制作を考えているのか、一つの指標になるからです。
わからない場合や、まだ未定の場合は、お客様に合った方法を提案してくれますが、あれよあれよと進んだ後に、思っていたよりも高額になり予算感が合わない事もありますので、どのような方法があるのか事前に確認しておくといいでしょう。
方法は大きく分けて「モール型ECサイト」と「自社ECサイト」があります。
代表的なものではAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどがあります。
既存のプラットフォームを利用して商品を売るため、自社サイト型のように独自ドメインを取得し、ECサイトを作り上げる必要がありません。
決められた金額の利用料や販売手数料をAmazonや楽天市場に支払うことで、モール内に店舗を出店したり商品を出品することができます。
独自ドメインを取って、その企業自身が運営するECサイトを自社ECサイトと呼びます。
自社ECの構築方法は複数あり、それぞれデザインや機能の自由度、制作コストが異なります。
ここでのコストは費用だけではなく、納期や制作する際に決めることの多さも含みます。
主な制作方法は「ASPカート」「ECパッケージ」「クラウドEC」「オープンソース」の4つです。
今回は、主にモール型ではなく、自社ECサイトを制作する際のお話になりますので、自社ECサイトについて見ていきましょう。
どの方法を選択するかによって要件や必要となる費用は変わってきますが「ECパッケージ」「クラウドEC」「オープンソース」は主に大規模ECサイトや、一からオリジナルで制作を望む企業様向けになりますので、今回はもう少し前段階、これからECサイトを初めて制作する企業様におすすめな「ASPカート」についてみていきましょう。
ASPカートとは、ネットショップに不可欠なショッピングカート機能を提供するシステムです。ASPカートの多くはホームページの作成機能も付随している為、ひとつのシステムだけでネットショップを構築することができます。
「ASP」とはアプリケーション・サービス・プロバイダの略称です。サービスの提供は企業から行われ、それをレンタルする形で活用させてもらいます。
クラウド上でのサービスとなるため、常に最新のシステムが利用できます。保守費用がかからないこともツール導入の手軽さにつながっています。オリジナリティの高いECサイトの構築には有料のASPカートがおすすめですが、無料で手軽に始められる使えるASPサービスもあります。
その中でも代表的なサービスをご紹介します。
一番大きなメリットは、やはりコスト削減が挙げられます。無料のASPカートには、初期費用や月額費用がかからないサービスがありますが、商品が売れた際に手数料が発生することが一般的です。
小規模ビジネスや、個人で初めてECサイトを構築する方にとっては安心してに利用できます。制限はあるものの、拡張機能を追加できるツールや専用のアプリケーションとの連携が可能であり、柔軟で迅速なビジネス運営を実現できます。
デメリットとしては出来ることに制限があることです。無料なので、当たり前と言えば当たり前なのですが有料ASPカートと比べるとデザインのカスタマイズや実現可能な機能が制限されています。
BASE(ベイス)は、BASE株式会社が運営するASPカートサービスです。年会費や月額料金は不要で、無料でネットショップを作成できます。販売時に手数料が発生しますが、商品が売れるまで無料で使用できるので、個人や小規模で始める方に人気です。テレビCMや実際に使用しているサイトを見かけることも多く、知名度が高くなってきました。 さまざまな機能があり、気軽にネットショップを作れるのが魅力です。
STORES(ストアーズ)はSTORES株式会社が運営するASPカートサービスです。同様に、年会費や月額料金は不要で、無料でネットショップを作成できます。BASE同様に販売時に手数料発生します。STORESは実店舗との連携に力を入れており、実店舗をお持ちの方や予約システムの導入のをお考えの方に向いていると言われています。
有料ASPカートの利用には、やはり無料とは異なる多くのメリットがあります。
豊富な機能と専門サポートが提供され、ECサイトの効果的な運営が可能です。ビジネスが成長してもカスタマイズが可能な為、スムーズな移行に対応できます。
さらに、有料ASPカートは定期的なアップデートや新機能の提供があり、常に最新の技術を活用できます。これにより、他社との競争力を維持し、ブランドイメージの向上させる為、顧客の期待に応えることができます。
有料ASPカートの使用はテンプレートだけではなく独自のデザインでECサイト制作が可能な為、企業の信頼を築く一助となります。安定性と高度な機能を備え、事業の拡大を視野に入れた場合のEC事業者にとって有益な選択肢になります。
MakeShop(メイクショップ)は、GMOメイクショップ株式会社が運営しているASPカートサービスです。導入実績は2万店舗以上あり、幅広い業種・企業規模で利用されています。
カラーミーショップはGMOグループのGMOペパボ株式会社が運営しているASPカートサービスです。 ハンドメイドマーケット「minne」やレンタルサーバー「ロリポップ!」のサービスも提供しています。
shopify(ショッピファイ)は、カナダのオタワに拠点を置くShopify Inc.が運営してるASPカートサービスです。国内外でのオンライン販売が行えるようになり、 世界でShopifyによって制作されたECサイトは175ヵ国、170万ショップ以上と言われています。
futureshop(フューチャーショップ)は、株式会社フューチャーショップが運営しているASPカートサービスです。2003年にサービスを開始し、2,900以上のECサイトが利用しています。
さて、なんとなくイメージが湧いてきたところで、作ってもらう会社ってどう選ぶの?ECサイトを制作しようと考えたとき
あなたはどこに制作を依頼しますか?なんとなくECサイト制作を考えてることを、知り合いの会社に相談したら「ウチでも作れるよ?」なんて言われたことはありませんか?お付き合いがあるから。という理由だけで制作を依頼するのはなんだか不安ではありませんか?
思っている以上にECサイト制作を行っている会社はとてもたくさんあり、それぞれに特徴があります。
ECサイト制作会社を探す前に、各制作会社の特徴を知り、どのような企業に発注をするのかを考えてみましょう。
広告代理店とはお客様の広告活動を代理として行います。たとえば新聞、テレビ、ラジオ、雑誌やWebメディアなどさまざまな媒体への広告出稿をサポートすることで手数料をもらうビジネスです。広告代理店の中では数ある広告活動の一環としてECサイト制作の依頼を受けています。
大手広告代理店は、その企業の名声や提供するサービスの幅広さに見合った高額な費用がかかることもあります。小規模なビジネスや予算に制約のある企業にとっては、コストがハードルになる可能性があります。大規模サイトや、ECサイト制作だけではなく広告や紙媒体、デジタル広告などトータルで依頼を考えてる企業様に向いているでしょう。
ECサイト制作会社は、オンラインで商品やサービスを販売するためのウェブサイトを企画、デザイン、開発する専門企業です。その他の幅広いWebに対する知識をもっています。
制作専門の会社なので大手広告代理店ほどではありませんが、Web制作系フリーランスや、自分で制作するよりはコストが発生します。
もともとWeb制作会社にいた人が独立したり、未経験のまま独学で開業したりする場合があり、経験やスキルが多様です。プロジェクトの規模によっては1人で作業することもあり、その場合、作業可能な時間が限られるため大規模なプロジェクトにはリスクが生じる可能性があります。
個人の技量や価値観に左右される部分が多く、不透明なことが多いです。
料金も制作会社に依頼するよりは安いと言われていますが、個人によって差があり、一概に安いとは言えません。
企業が初めてフリーランスに依頼をする場合はECサイトの規模や、サービス内容を十分に精査することが必要です。また個々の制作者のスキルや実績をしっかりと確認しておきましょう。
印刷を業務とする会社です。印刷物には、雑誌・書籍などの「出版印刷」、ポスター・カレンダーなどがあります。印刷業務が中心ですが中にはEC制作をおこなっている企業もあります。
主に紙媒体を依頼していてお付き合いがあったり、プロジェクトとしてパンフレットやポスター、商品カタログなど紙媒体と同時に制作を行う際は、まとめて発注可能なので、デザインの体裁を合わせたりと、柔軟な対応が期待できるでしょう。
印刷会社の本来の専門分野である印刷物とは異なり、Webはクリックした時の挙動や動きなど、別の専門的な知識が必要になります。また更新や保守関係、SEO関しての知識が不足していることもあるのでスキルや実績をしっかりと確認しておきましょう。
どの企業に依頼するか決まりましたら、まずは大阪の様々な制作会社の話を聞いてみたり、相見積もりをとってみたりと、ぜひいろいろと比較検討をしていただければと思います。
料金とは別に、どのような会社を選べば失敗が少ないのでしょうか?その際に基準となるポイントをいくつかご紹介します。
近年では、「ZOOM」や「Google Meet」といったWeb会議ツールが主流となっていますが、人情に厚い大阪ではまだまだお客様が対面でのお打ち合わせを好まれることがよくあります。
ECサイトの制作においては、お客様と制作会社の間で長期にわたるコミュニケーションが予想されますので、弊社はお客様のご希望に柔軟に対応し、Web会議も可能ですが、対面でのお打ち合わせも行っております。
また、初回のお打ち合わせでは、できるだけ対面をおすすめしています。
対面でのお打ち合わせにも多数のメリットがあります。
お客様との信頼関係を築く上で、対面のお打ち合わせは効果的な手段だと考えております。
直接顔を合わせることで、商品やサービスに対する理解を深め、疑問や質問にも迅速かつ具体的に応えることができます。これにより、ECサイトの制作においてもお客様の不安や疑問を解消し、最終的には顧客満足度を向上させることが可能です。
お打ち合わせが充分に進まない場合、曖昧な仕様になってしまう可能性があるため、慎重に進めることが大切です。
オンラインショッピング中に問題が生じたり、予期せぬトラブルが発生した場合、どのような対応が可能なのか、事前に把握しておく事も重要です。問い合わせに対する速やかな返信や、質問への丁寧な対応も重要です。
緊急時の連絡手段の確認など、普段からクライアントとの円滑なコミュニケーションがあれば、トラブルが発生したときにもスムーズな解決に繋がります。
信頼性の高いホームページ制作会社を選ぶことが大切です。
制作後の更新業務や修正など、運用方法についても確認しておくことが必要です。
具体的には商品登録や、お知らせの投稿などの運用を自社ではなく、制作会社に依頼する場合に確認が必要です。
毎月一定の金額を保守管理として支払う方法や、修正や商品登録毎に支払うなど。
会社によっては、制作するだけで終わりの会社もあるので事前に確認しておきましょう。
ECサイトや、ホームページは完成してからが始まりと言われる事が多く、様々なメンテナンスや更新などで、依頼した制作会社とやりとりすることが多いです。
お近くの制作会社ですと、定期的にお会いする機会も増え、他愛のない会話からふと改修のアイディアが湧いてきたりと、何かとお付き合いがしやすいかと思います。制作会社によっては、修正を依頼してもなかなか返事が来なかったり、反映されるまで時間がかかったりと不具合が起こることも少なくないというのも聞きます。
人と人になるので、最初の段階での判断は難しいかと思いますが今後のお付き合いもイメージできるのか、お打ち合わせの際などに意識しておくといいでしょう。
弊社はECサイト制作会社にあたります。
ECサイト制作は、デザインや機能面では商品の見せ方、サイト内の導線、ユーザーの使いやすさ、情報の充実度、情報のわかりやすさ等を考慮して設計する事が重要です。
制作会社によって様々特色がありますがdigrartでは豊富な経験により、デザインだけでなく「売れる」ECサイト制作を大前提とし、綿密な設計からECサイトを制作いたします。自社ECサイト制作だけではなく、弊社はモール型のECサイト制作の依頼もお受けしています。
digrartのECサイト制作
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