GA4に移行【今はしない】を押し続けている方へ

公開日：2023.05.19

GA4とは、Webサイトのアクセス数などを分析するツールである「Googleアナリティクス4プロパティ」の略称にになります。2020年10月にリリースされました。もうそんなに前なのね。
移行しないといけないと、わかりつつも言葉の通り今しない、、、また今度。と思い【今はしない】を押し続けてしまっている方も多いかと思います。ドキッ！！と胸にきた方は今一度、簡単に重要性やメリットをおさらいしていきましょう。

あまりに長文ブログになると、拒否反応が出てきてしまう性分ですので、できるだけ端的にお伝えします。

GA4移行の重要性

なぜ移行が重要なのでしょうか？それは、GA4ではより進化したユーザー分析とイベント追跡の機能を活用できるからです。例えば、従来の「セッション」という概念に代わって「イベント」という概念が中心になり、ユーザーの行動パターンやコンバージョンに重きをおいた詳細な分析が可能になり、マーケティング戦略の改善に役立ちます。とは言いますが、最大の理由は2023年7月1日以降のデータはユニバーサルアナリティクスで計測では計測できくなるから。これに尽きると思います。私たちに選択肢はないのです。

GA4移行のメリット

GA4導入ですが、メリットはあるのでしょうか。みてきましょう。

高度なイベント追跡

GA4では、従来のイベント追跡に加えて新しく「イベントを作成」機能が導入されました。
これにより、より詳細なイベントのトラッキングが可能になります。特定のユーザーアクションやコンバージョンをカスタムイベントとして設定し、データをより細かく分析できます。

ユーザーエンゲージメントの理解

ユーザーエンゲージメントをより詳細に把握できます。ユーザーの行動パターンやセッションの流れを可視化することで、ユーザーの関与度や興味のあるコンテンツを特定することができます。ですので「何ページ見られた！！」「Instagramより訪問数が何件あった」といように判断するのではなく、制約に至った顧客はどんなユーザーなのかを中心に、どんな経路、アクション、プラットフォームを探っていく顧客中心視点で計測することになります。

新しいレポートが導入され、データの視覚化と分析が向上しました。

GA4では、イベントをベースにしたレポートを活用することができます。これにより、ユーザーの行動やアクションに基づいた詳細なレポートを作成することができます。また、「取りこぼしている箇所」を通じてユーザーのセッションやイベントの流れを可視化し、改善点を把握することができます。

【まとめ】

GA4はGoogleの最新のデータ分析ツールであり、従来のUniversal Analyticsに比べて機能や分析の柔軟性が向上しています。一般的には、GA4への移行はデメリットよりもメリットが大きいと考えられています。移行には時間と労力がかかる事や、専門的な知識も必要になります。まだリリースされてから間もないこともあり、必要な情報や書籍などは少ないですが、GA4に移行することで新しい機能とアップデートされたレポートによって、より効果的なデータ分析とマーケティングの改善が可能になります。