Gmailの新しいメール送信者ガイドライン
Googleは、メール送信のセキュリティを強化するためにGmailの新しいガイドラインを発表しました。このガイドラインでは、SPF、DKIM、DMARCといったメール認証技術の設定が推奨されています。これにより、メールのなりすましやスパムを防止し、正当なメール送信者の信頼性を向上させることが目的です。
このツールの使い方
Googleが発表したGmailのガイドラインに対応するためには、SPF、DKIM、DMARCの設定が正しく行われているか確認する必要があります。このツールを使えば、ドメインを入力するだけで、これらの設定が正しく行われているかを簡単に確認することができます。これにより、ガイドラインに沿ったメール送信のセキュリティ強化が実現できます。
確認方法
以下の手順で確認を行ってください：
- ドメイン名を入力します。
- 必要に応じて、DKIMセレクタを入力します。
- 「確認」ボタンをクリックします。
- 結果が表示され、SPF、DKIM、DMARCの設定状況が確認できます。
このツールを活用して、メール送信の信頼性を確保し、Googleのガイドラインに準拠した設定を行いましょう。
SPFレコード
SPFレコード（Sender Policy Framework）は、メール送信元の認証方法です。ドメイン所有者が送信元メールサーバーを指定することで、なりすましを防止します。
DKIM
DKIM（DomainKeys Identified Mail）は、メールの送信者を認証し、メールが改ざんされていないことを確認する技術です。公開鍵暗号方式を使用して署名します。
DMARC
DMARC（Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance）は、SPFとDKIMを組み合わせて、メールのなりすましを防止するためのポリシーを設定します。
DNS
DNS（Domain Name System）は、ドメイン名をIPアドレスに変換するシステムです。これにより、ユーザーは覚えやすいドメイン名でウェブサイトにアクセスできます。
ドメイン
ドメインは、インターネット上の住所に相当するもので、特定のウェブサイトやメールサーバーを識別します。例：digrart.jp
TXTレコード
TXTレコードは、DNSにテキスト情報を保存するためのリソースレコードです。SPFやDKIMなどの設定に使用されます。
送信ドメイン認証
送信ドメイン認証は、通信相手が正当なものであることを確認するプロセスです。メールの認証では、送信者の正当性を確認し、なりすましを防ぎます。
公開鍵暗号方式
公開鍵暗号方式は、公開鍵と秘密鍵を使用してデータを暗号化し、認証やデータの整合性を保護する暗号技術です。DKIMで使用されます。
なりすまし
なりすましは、不正な送信者が正当な送信者を装ってメールを送信する行為です。SPF、DKIM、DMARCは、なりすましを防止するための技術です。
メールヘッダー
メールヘッダーは、送信者、受信者、件名、送信日時などのメールに関する情報を含む部分です。SPFやDKIMの情報もヘッダーに含まれます。
